イースターとは?
「イースター」(Easter:英語)はサクソン族の春の女神、
「エオストレ(Eostre)」にちなんで名づけられた祝祭です。 キリスト教のイエス・キリストが死後3日目によみがえった「復活」を祝う日として、 クリスマスとともに最大の祝日とされています。イースターはいつ?
イースターは、毎年違っています。また宗派によって異なり、日取りが1ヶ月も違う場合もあります。
(ここではカトリックのイースターの日の決め方をご紹介します。)
- まず、春分を計算の基点にします
- その春分の後の、最初の満月を探します
- その満月の後の最初の日曜日が、「イースター(復活祭)」になります
【2018年以降のイースター】
2018年 4月1日 / 2019年 4月21日 / 2020年 4月12日 /
2021年 4月4日 / 2022年4月17日 / 2023年4月9日 / 2024年3月31日 / 2025年4月20日
イースター豆知識
「たまご」はイースターのシンボル!
昔から卵は、長い期間を経てから新しい生命が誕生することから「生命の象徴」と考えられてきました。イースターでは飾りつけをした卵「イースターエッグ」が欠かせません。
うさぎがたまごを運ぶ?!
たくさん子供を産むうさぎは豊穣の象徴とされ、「イースターエッグを生んだのはうさぎ」という伝承もあります。イースター・バニーとも呼ばれています。イースターエッグなどのプレゼントを子どものいる家庭に届けてくれているという言い伝えもあります。
「イースター島」の由来は
イースターから!
モアイ像で有名な「イースター島」。ポリネシア諸島の東の端にあたり、現在チリ領の島です。この島が「イースター島」と名付けられたのは、ちょうどイースターの日に発見されたからと言われています。
「日曜日は休日」じゃなかった!?
日曜日がお休みになった起源もイースターからです。キリスト教徒は昔、週の最後の日である土曜日をお休みにしていましたが、イエス・キリストがよみがえった日曜日を「主の日」と呼んで、仕事を休んで礼拝のために集まるようになりました。